GhosttyはGitHubから離れる
著名なオープンソース開発者Mitchell HashimotoがTerminalエミュレータ・GhosttyプロジェクトをGitHubから移動させることを発表しました。Hashimotoのコメントから伝わるのは、GitHubに対する深い感情的な結びつきと同時に、プラットフォームの根本的な変化に対する失望感です。
彼にとってGitHubはオープンソース開発の世界を開いてくれた存在でしたが、かつての状態ではなくなったとの認識を示しています。この決断の背景には、GitHubの組織的な衰退があります。
Microsoftによる買収後、プラットフォームの優先順位が変わり、コアサービスの改善よりもCopilotなどの新機能開発にリソースが集中するようになりました。また、組織構造や経営判断の質的な低下も指摘されています。
著名な開発者がGitHubから離れるという決定は、プロプライエタリなプラットフォームへの過度な依存のリスク、とりわけ長期的な企業の方針変更による影響を浮き彫りにしています。これはオープンソースコミュニティ全体に対して、プラットフォーム選択の多様化と自主性を再考させるきっかけとなる重要な事例です。
GitHubが組織として衰退しているという認識が共有されており、Microsoftへの買収に伴うリソース配分の偏り、コアサービス品質の低下、組織体制の問題が批判されている。
「GitHubが組織として単に衰退していくのを目撃するのは本当に驚くべきことです。その理由についての議論は数多くあります。独立した企業からMicrosoftの傘下に移ったこと、Copilotではなくコアサービスに配分されるべきリソースが別方向に流れていること、組織構造そのもの、『ノリのいいコーディング』への依存など、様々な要因が考えられます。理由が何であれ、GitHubが深刻な問題に直面していることは疑いようもありません。」— @tedivm